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平成26年度の記事

『愛知県県立学校職員・教育委員会事務局職員研修会』で講師を務めました  南風学舎  ー校長室からー  
 
 7日(木)、私にとってこの夏休み最大のイベント「愛知県学校職員並びに教育委員会事務局職員人権研修会」の講師を務めました。なんと300人を超える人たちの前で講演をするというのは初めての経験でした。アイリス愛知の自治研修所大講堂で行いました。以前徳川美術館で行った講演と同じくらい緊張しました。
 『人権教育を柱としたESD学習ーひらかれ、むすばれていく子どもたちー』という演題で50分程度の講義をしました。中日新聞の記事「五つの木」を枕に、ESDの例を話しました。「私のこだわり」では「津島の達人ジュニア検定・ジュニア選手権」との出会いを、「再発見、ふるさと津島」では津島のふるさと学習をすることで、自己の足元を見つめ遠くを見通すことができ、人権学習となっていくことを話しました。今後、私は人権学習とふるさと学習との関係について深める必要があるとあらためて思いました。
 学校HPを活用した校長としての地域への情報発信についてもお話をしました。「こだわり」があると学習が「深まり」「広がり」、人との「かかわり」が生まれる。そして次の世代への「つながり」となっていくこと、これがESDであることを話し、まとめとしました。
 人権に関する映画を見ると、感性的認識と理性的認識の両面が必要と思います。人権(同和)教育の認識のあり方から、カリキュラムづくり・授業づくりを進めていくことが肝要であることも力説しました。後でボイスレコーダーを聴き「もう少し考えたり、発表して貰う時間を設定すると良かった」「講義内容が多すぎた」「話が行ったり来たりした」と反省しました。若干の自己満足も感じました。