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平成26年度の記事

名古屋大学で『全国社会科研究集会』に参加  南風学舎  ー校長室からー 
  9日(土)、名古屋大学で全国社会科研究集会(社会科の初志をつらぬく会・愛知大会)が開催。。(9日~11日)「初志の会」は昭和33年以降、一貫して「問題解決学習」「子どもの思考の論理」「新教育」を唱道してきた民間教育団体です。私は、愛知大会実行委員会副委員長として大会に参加しています。台風が接近中で、大会の実行が危ぶまれましたが、何とかスタートしました。300人をこえる研究者・教師・学生が集まりました。(中には台風の影響を受けている、四国や三重県からの参加者も多数みえます)
 この全国大会の素晴らしい点は「授業記録」を大切にするところです。授業記録をもとに、子どもたちの考え方(実態と思考の変容)を見ていきます。それに合わせて、教師の「出」(発問や子どもの受けとめ方)が良かったかどうかを見直す点にあると思います。福岡県の先生による『山上憶良と大仏づくり』(小6)の授業を通して、子どもたちが自分の力で考え続ける歴史授業のあり方について考えています。あらためて社会科の授業は「教材と教師の出と子どものとらえ」にあることを勉強しています。