【3年生】「モチモチの木」は登場人物?

3年生

国語の「モチモチの木」の学習で設定をとらえました。題名、作者名、登場人物などをとらえていきます。

そんな中、登場人物のところで、予期せぬ展開がありました。もちろん、豆太、じさま、医者様といって、「モチモチの木」も登場人物だという子が数名いました。面白いので、モチモチの木が登場人物かどうか、そのわけも考えてきてねと伝えました。すると、昨日は登場人物に入れるという子が数名だったのが、今日はほぼ半数になっていました。こういう場合に自分と反対の考えを聞くことが子どもたちは好きです。

「入れる派」は、擬人法の部分と、以前学習した「まいごのかぎ」で、ベンチやあじの開きなども登場人物だったことなどが根拠です。

「入れない派」は、同じ擬人法の部分に注目していますが、これは豆太にとってそう感じられたものだということがその根拠です。

この話し合いは、擬人法を学習するとてもいい機会になりました。予想していなかった展開でしたが、子どもたちは、ちゃんとこれまでの読解での学習を覚えていたのだなあと感心しました。