まず、子どもの命を守る

今日の南っ子

7月30日(木)午前9時36分、職員室に設置された緊急地震速報機がけたたましい報知音を響かせました。同時に教職員のスマートホンも鳴り響き、騒然としました。

即座に、緊急放送システムのマイクをとり、児童と教職員に知らせました。

本校では、緊急地震速報が出されたときには、同時に職員室にいる教職員が緊急放送を入れます。

「緊急地震速報。ただちに身を守りなさい!」

これを連呼します。この日は、全校児童が速やかに机の下にもぐったり、校舎から離れたグランドでしゃがんだりと第一次非難をすることができました。

もう少し訓練が進めば、

「シェイクアウト! シェイクアウト! シェイクアウト!」

でもよいかと考えます。緊急地震速報発表後の数秒後、いや、同時に揺れが発生するかもしれません。できるだけ短く、シンプルに、そして命令口調で行います。

結局、この日の速報は、「誤報」であったと後に報道がありました。しかし、「まず、子どもの命を守る」このことにブレはありません。そして、「自分の命は自分で守る」行動をとることのできる南っ子を育てたいと考えています。