【學燈?校長先生の独り言 学校には無理・無駄も必要?】
教職員の多忙化は深刻な問題となっています。先生方の健康を考えると少しでも早く帰宅してほしいと思います。また「費用対効果」や「学校のあり方」論から、出来るだけ本来の学校の使命(学校は学ぶ機関と捉え、小事徹底していくこと)を考える時期に来ていると思います。しかし、本当にそれだけでよいかと自問自答してしまいます。子どもたちも私たち大人もそんなに分かりやすくて効率的な存在なのでしょうか。私は思うのです。やはり無駄・無理も必要なときがあるのでないかと。人はそういった余裕の中で成長していくのでないかと。多忙な学校行事の中で、私たちは行事を終わらせるだけでなく、行事を楽しむこと、少し無駄で無理な行事の中で子どもを育てることを考えていきたいと思い直す今日この頃です。