『津島神社の神様』について考える
このシルバー・ウィークに調べていることです。
以前から津島神社の神様について「分からないこと」がありました。『建速素戔嗚尊(たけはやすさのおのみこと)』なのか『牛頭天王(ごずてんのう)』なのか。明治の神仏判然令で『牛頭天王』から『素戔嗚尊』へ変わったのか。本地垂迹説(ほんちすいじゃくせつ)では牛頭天王が素戔嗚尊としてあらわれたことになっていました。この考えは江戸時代の神官(神学者)真野時綱などが創り上げました。明治初め「津島神社」となった時に「牛頭天王」は「素戔嗚尊」に戻ったようです。そのため他の神社と異なり津島神社は廃仏毀釈運動の被害が少なかったのでないかと思います。