校長講話 ~朝礼より~

今日の南っ子

昨日、北京五輪が閉幕しました。

先生もテレビで応援しました。日本は金3個、銀6個、銅9個と過去最多のメダル数を獲得しました。当然、メダルを勝ち取った選手たちには、おめでとうの気持ちでいっぱいです。

ですが、今日は4位だった選手を2人みなさんに紹介したいと思います。

1人目は、フィギュアスケートの羽生結弦選手です。羽生選手は不運なことに氷に空いた穴にスケートの刃がはまってしまい、予定していたジャンプができず、4位に終わってしまいました。しかし、その後の行動がすばらしいと思いました。スケートリンクの氷を管理する人たちと一緒に、リンクの穴を埋めてきれいにする作業をしたのです。自分が失敗したにもかかわらず、いや失敗したからこそ、競技した舞台をきれいに整えたのかもしれません。すごい行動だなと感じました。

2人目は、スノーボードの岩渕麗楽選手です。岩渕選手は、着地に失敗して4位になりました。しかし、女子では誰もやったことのない大技に挑戦する姿に、失敗直後他の国々の選手が称賛しました。自分ができる最大の技にチャレンジした岩渕選手をライバルたちが称える姿に先生は感動しました。

どちらもメダルが取れず悔しい思いをしたはずです。でも、先生は競技だけでなく、いろいろなことに対して努力する大切さを二人から感じました。そんなアスリートの強さをもらったような気がします。