先日は各校舎昇降口の掲示物づくりについてお知らせしましたが、今日は菊組の掲示板に飾る掲示物づくりについてお伝えします。
今回の掲示はお花紙を用いたものでなく、画用紙をサクラの花型に切ったものを用います。
手先の不器用さのある子どもたちにとっては、なかなか難しい課題になります。
単純に考えれば、“はさみで紙を切る”という作業ですが、細かく見ていくと
① はさみを使わない方の手で紙を持つ。
② 反対の手ではさみをもつ。
③ 切る場所を確認する。
④ 切る場所に刃先を持っていく。
⑤ 線からはみ出ないように刃を進める。(ここが特に難しい!)
⑥ 紙を回転させながら、切りやすい方向に調節する。
⑦ ⑤・⑥を繰り返しながら、切り進める。
⑧ 切り終わり
というプロセスがあります。
このプロセスのどこか一つに苦手さがあると、“はさみで紙を切る”という作業は困難になってきます。
「なかなか難しいな。」「あ〜!切り過ぎちゃった!」
「ゴミが落ちちゃった!」
などのようなつぶやきはありましたが、基本的に全員黙々と作業しておりました。
目的がはっきりしていると、ここまで集中できるのかと驚きました。