6年生の修了式では校長先生からこのようなお話がありました。
今日は“なぜ勉強するのか”についてお話ししたいと思います。
今、目の前に川があるとします。みなさんは、その川の向こう岸に行かなければならない、そんな状況のとき、どうするでしょうか?
・泳いで渡る ・船をつくる ・飛行機をつくる
・橋をつくる ・橋を捜す 等
いろいろな方法を考えるでしょう。
ここに勉強の意味があると考えています。つまり、向こう岸へ渡る方法をたくさん考えるために勉強するのではないでしょうか。
しかし、ひとりで考えるには限界があります。だから、仲間が必要になってきます。
自分には何ができるだろうと考えて知恵を出し合うことで、思わぬ手段を見つけられるかもしれません。
みなさんには、これからの長い人生の中で何度も目の前に川が現れるでしょう。渡らねばならない、乗り越えなければならない困難が待ち受けていることでしょう。
それを乗り越えるためにも、勉強をし続け、たくさんの手段を知ってほしいと思います。
その後、校長先生から6年生にエールを込めて、友~旅立ちの時~という歌のプレゼントがありました。
大きな拍手で包まれ、修了式が幕を閉じました。