校長先生の独り言:『時国家・西田幾多郎哲学館を訪ねて』
連休中石川県に行って来ました。能登半島にある時国家(国の重要文化財)と西田幾多郎哲学館を訪ねました。時国家は日本海を代表する北前船の豪商であり、大庄屋。網野善彦氏の中世史研究の旧家でした。網野先生(網野史学)の足跡を追うこともでき、あまりに立派で大きな邸宅に感動しました。
西田幾多郎哲学館は、西田幾多郎の生家の近くに建てられました。西田哲学は後に京都学派と呼ばれ、多くの弟子を輩出しました。京都・南禅寺近くの「哲学の道」は幾多郎が思索した道のことです。幾多郎の一生について考えることができました。「吾は吾 人はひとなり とにかくに 吾が行く道を吾れは行くなり」(幾多郎)
『山影に 鳥赤く落ちる 秋の暮れ』
『哲学館に座せば もみじ葉香る』