『明眼院:日本最古眼科治療所の変遷』
10月6日(土)、大治町公民館で『明眼院』について講演会を行いました。クイズ○×形式で参加型の講演会を行いました。明眼院は室町時代の中頃に再興され、薬師如来への信仰と霊水、そして寺院に伝わる治療方法で日本最大の眼科治療所として発展したことをお話しました。幕末に近づくと和漢蘭学を折衷した眼科となっていったこと、円山応挙や本居宣長、小堀遠州らが訪れたこともお話しました。キリシタン灯籠や明治初めの廃仏毀釈、「医師開業の試行規則」により衰退していったことも付け足しました。50人を超える歴史好きの皆さんが参加して下さいました。質問も頂き、感激しました。