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平成29年度の記事

校長先生の独り言:⑲『暑さから命を守るために』
 「命にかかわる危険な暑さ」が続く今年の夏となりました。
 以前学校は家庭や地域よりも進んでいました。学校に行くと、16ミリ映画を見ることができ、やがてテレビが各教室に置かれました。トイレも水洗となり、保健室や職員室にはエアコンが入りました。プールやシャワーもありました。放送室にテレビ放送用のスタジオを創った学校も多数ありました。しかし今はどうでしょうか。大型のデジタルテレビ、各教室へのエアコン設置、トイレの完全な乾式・洋式・ウォシュレット等の設置、どれもが家庭に追い越されてしまいました。学校の方が遅れ、子どもたちに我慢してもらうことが多くなってきたように思います。
 今年の暑さは、耐性をつけるための根性論(「暑さを我慢することも子どもたちにとっては大切だ」)だけで乗り切る事はできません。子どもたちの命を守るため、私たち大人ができることを真剣に遂行する事が大切だと改めて考える夏休みになってきました。
 保護者の皆様、親子星空教室への多数のご参加、本当にありがとうございました。