『道徳教育に関する研修会』に出席しました
愛知教育大学鈴木健二教授による道徳に関する講演を聴きました。目から鱗が落ちる講演会でした。要旨は次の通り。思わずメモを取りました。
◎道徳教育とは 「小さな感動の共有化」・感動する心を
◎これからの道徳教育 「考える道徳」「議論する道徳」 重要なことは「何を考えさせるか、何を議論させるか」
◎校長の役割は「①これからの道徳の動向 ②道徳教育の全体像 ③道徳教育を向上させる指導を行う ④道徳授業のシステムづくり(充実)」の4つ。
◎授業づくり 道徳の授業は「きっかけ」づくり
道徳の評価は「成長の様子を継続的に把握する」
◎道徳教育の全体像
道徳の授業 → 新たな認識・新たな認識 → 日常場面での行動の変容
□子どもたちの認識の変容 □個人(波及する)→学校→保護者
評価 認識の変容 「よかったね」「変わったね」=場の設定
◎道徳の認識の変容を促す授業とは
□マナーは大切 → □マナーは大切
※大切な中身に気づくこと ストンと落ちる
教師自身の価値観 ねらいの「焦点化」
◎道徳は「知らない」「分かっていない」ことを教えていないか
□マナーとは何か 「礼」と「儀」 「礼とは思いやりの心」「儀とは形」
□心・言葉・行動 心を言葉にして行動すること
□「知っているつもり」「分かっているつもり」 自問すること「学びの場を広げる」
◎道徳の授業の質を高める
□道徳授業のモデルを示す 面白そう
□授業づくりのステップを示す 自分にもできるかも
◎道徳の授業づくり4つのステップ
ステップ① 教師の感動を大切にする
ステップ② 感動した素材を数多く収集する
ステップ③ 小さな道徳の「授業づくり」 5分~10分
ステップ④ 1時間の授業づくり
◎子どもの素敵な姿を写真に(モデリング) 写真に一言添えて
教材+発問(一言)
◎教師の3つの「J」とは「授業力・情熱・上機嫌」を大切に。