お知らせ

平成26年度の記事

学校の2016年が始まりました
 
(1月7日の朝礼での私の話です)

あけましておめでとうございます。

この冬休み、校長先生はもう一度『泣いた赤おに』を読み返してみました。ストーリー、覚えていますか。人間と友達になりたい赤おに。鬼というだけで、近づかない人間。友達の青おにはいたずらする自分を懲らしめることで人間と仲良くなるようにアドバイスします。そして青おにのおかげで、赤おには人間と仲良くなります。ふと青おにのことを思い出します。赤おにが青おにの家を訪ねると、赤おにのために青おには姿を消してしまっているのです。この青おにの気持ちを分かることができなかったと、赤おにはおいおいと泣くのです。そんなお話。

読み返してみると、赤おにのために犠牲となった青おに。友達の気持ちを受けとめ、わかりあうことの難しさを感じました。どうか友達の気持ちを大切にする人になってください。「思いは言葉にしないと分かりあえない」自分の思いを伝えることができる人になってほしいと思います。最後に地域での過ごし方、いたずらなどすることなく、近所の方に注意されたら、素直に聞くようにしましょう。