第22回 授業実践フォーラムに参加しました
6月14日(土)、今年も羽島市文化センターで開催された「授業実践フォーラム」に参加しました。最近7・8回連続の参加となりました。今年度は津島市立蛭間小の植田先生が社会科(授業実践講座)で発表するのを聞くことを楽しみにして参加しました。兵庫教育大学院 米田先生の理論も楽しみに聞きました。
社会科(授業実践講座)では「思考・判断・表現」をどのように評価していくかというテーマ(2・3年継続)で発表が行われました。思考の評価をペーパーテストにどう反映させるかという内容でした。大変興味深い発表でした。私はその授業の最後で、振り返りのワークシートに「結論」とその「根拠」を書くと良いのではないかと考えていました。
松川禮子氏『グローバル社会で活躍できる人材の育成と教育』ではグローバル人材の要素として、①語学力、コミュニケーション能力②主体性・積極性・チャレンジ精神・協調性③文化理解・アイデンティテイーの三つの要素をあげられました。英語はツールであり、ふるさと学習をした後で、英語で学習成果を伝えることの大切さを力説されました。
『進化の過程で生き残るものは、最も賢いものでも最も強いものでもない。変化に対応できる生物が生き残る』この言葉は柔らかい対応力、バランス感覚の大切さが話題となりました。
梶田叡一氏はブルームの理論に基づき、「認識・思考・判断」を構成する力を分類し、「反芻」(自己との対話 自己内対話)の大切さを話してくださいました。最近お聞きした氏の講演では、一番分かりやすい内容でした。「言葉を大切にし、総合的にとらえる」も興味深く聞きました。
後藤正人氏の「学級経営・学校経営」は発問や言葉掛けを分類し、子どもとのかかわりの中でどのように教師は振る舞うのかを提案されました。中々説得力のあるレポートでした。これは若い先生方にコピーして配布してあげると良いと思いました。
講師の先生方に無理を言って写真を撮らせていただきました。ごめんなさい。