先日、美術館に行ったときのお話です。
布が何百本も天井からぶら下がっている作品がありました。
私と同じようにその場で見ていた人がこんなことを言っていました。
「滝の下にいるみたい」
「太陽の光を浴びているみたい」
「空から槍が降ってくるようで怖い」
幸せそうに話す人もいれば、嬉しくなさそうに話す人もいました。
同じ作品を見ているのに、いろいろな見方があるなと感じました。これは人権週間で考えたことと同じように思います。同じことをしても、感じ方は人それぞれ違います。
だから自分とみんなではなく、自分と相手。この人のことを考える思いやり。それが人とつながっていくことなのではないかと思います。